札幌で、学びをつなぐ時間
こんにちは。院⻑の佐藤です。
9⽉、札幌へ⾏ってきました。
今回の札幌には、
私にとって⼤切な三つの⽬的がありました。
⼀つ⽬は、⼀隅会の仲間が診療する
「さっぽろ元町⻭科クリニック」の⾒学です。
⼀隅会は、患者さんが⽣涯⾃分の⻭で⾷事を楽しめるよう、
予防⻭科に真剣に取り組む⻭科医療者の集まりです。
今回訪問したのは、
同じプレセミナーで発表する仲間のクリニックでした。
セミナーで理念や症例を聞くだけでなく、
実際の診療室を訪れると、
その先⽣が⼤切にしていることが、
医院の雰囲気や⽇々の診療から伝わってきます。
同じ予防⻭科を⽬指していても、
医院の歴史や地域、働くスタッフによって、
その実践⽅法はさまざまです。
⾃院との違いから学ぶことも多く、
仲間だからこそ率直に話せる、
とても貴重な時間になりました。

⼆つ⽬は、私が顎顔⾯矯正を学んできた師匠、
岩寺先⽣の「岩寺⼩児⻭科」の⾒学です。
岩寺先⽣には、⼦どもの⻭だけを⾒るのではなく、
顎の成⻑や将来の⼝腔環境まで考えることの⼤切さを
教えていただきました。
成⻑期の⼦どもたちを診るうえで、
今起きている問題に対応することはもちろん、
その⼦がこれからどのように成⻑していくのかを
考える視点が⽋かせません。
初めて師匠の医院を訪れ、
診療に対する考え⽅に触れることで、
⾃分が顎顔⾯矯正を学び始めた原点を
改めて思い出しました。

そして三つ⽬が、⼀隅会プレセミナーでの発表です。
今回は、私⾃⾝も演者として登壇しました。
私がお話ししたのは、
⽗から医院を承継した後、主訴や治療を中⼼とした診療から、
予防を中⼼とする医院へ変えてきた過程です。
予防⻭科を医院の⽇常にするためには、
院⻑⼀⼈が頑張るだけでは続きません。
規格をそろえた⼝腔内写真を撮ること。
必要な検査を⾏うこと。
患者さんに分かりやすく説明すること。
そして、スタッフが同じ考え⽅で診療できる環境を整えること。
私たちの医院でも、⼀つひとつ試し、失敗し、
改善しながら現在の形をつくってきました。
発表の準備をするなかで、
今では当たり前になっている診療も、
スタッフとともに積み重ねてきた結果なのだと
改めて気づきました。

今回、仲間の医院と師匠の医院を訪れ、
⾃分⾃⾝も発表するなかで、
共通して感じたことがあります。
それは、良い医療を⻑く続けるためには、知識や技術だけでなく、
それを毎⽇の診療で実践できる環境が必要だということです。
治療が必要になった⻭をきちんと治すことは、
もちろん⼤切です。
しかし、私たちが本当に⽬指しているのは、
治療を繰り返さず、
患者さんが⽣涯⾃分の⻭でおいしく⾷事を楽しめることです。
そのために、患者さん⼀⼈ひとりのお⼝の状態を記録し、
変化を確認しながら、
将来起こり得る問題を⼀緒に考えていきたいと思っています。
札幌で得た学びを、学んだままで終わらせるのではなく、
⽇々の診療やスタッフ教育に持ち帰り、
少しずつ形にしていきます。
患者さんからは⾒えにくい⼩さな改善もあるかもしれません。
しかし、その積み重ねが、
10年後、20年後のお⼝の健康につながると考えています。
これからも⼤名さとう⻭科は、患者さんとスタッフが
ともに健康で幸せに過ごし、
⽣涯⾃分の⻭でおいしく⾷べられる未来を⽬指していきます。

大名さとう歯科
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